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改装作業
12/11迄に部屋の改装作業がすべて完了しました!
各ミシンに作業椅子用の長椅子を設置、資材棚増設、事務机設置、作業灯とミシンモーター毎の電源タップ増設、防犯とミシンの日光加熱防止を兼ねてカーテン取り付け等が改装内容です。
まだミニマム仕様ではありますが、これで工房として稼働出来る体制が整いました。

[設置した作業照明とカーテン]
移動レール等の凝ったものではなく、引き出したケーブルにスイッチと電球、傘を取り付けただけのシンプルなものです。カーテンはネパール製のコットンキャンバスをアルミパイプで吊るしています。
足踏みミシンは、直射日光で温度が上がると粘度が下がった潤滑油が染みだし素材を痛めることがあったのですが、カーテンで解決しました。

[オフィススペース家具]
天板は、カッティングテーブルと同じく黒いプラ製養生シートを張ってもらい、チャコペンや縫製チョークで直接書き込みながら細かいコミュニケーションを図れるようにしています。

電力不足を受けて
工程の多くを足踏みミシンでまかなえるように、製品版の仕様変更とテストを繰り返しています。

[最新の電力供給時間]
現在、一日につき7~9.5時間の計画停電です。
今後、河川の水位に合わせ、例年ですと最大12-14hほどの計画停電が行われる可能性があります。
T3ECは足踏みミシンを主力にしているので、停電中も生産は可能ですが、作業効率を慎重に計算して調整する必要が在ります。

唯、厚物縫い部分はどうしても電気が必要ですし、生産能力も間違いなく落ちますので、今後生産数を計算する段階で、足踏みミシンを基本にしながらも、停電時間と人数/機材数の調整をして一番効率の良い生産体制を構築し、必要であればジェネレーターやソーラー、インバーター等、電力補助設備の導入を考えねばなりません。

[足踏みミシン・モーター駆動状態とJuki製工業ミシン]
電気が供給されているときは電動状態での駆動ですが、全員足踏みでの縫製も可能なようにトレーニングしています。
唯、縫製スピードの圧倒的な差は否めませんし、工業ミシンと比較した貫通能力差も歴然としています。
現在5人で足踏みミシン5台、工業ミシン1台、ジグザグミシン1台を稼働していますが、一番効率の良い人員と機材配置を構築中です。

トレーニングの進み具合
男子2名は、鞄の製作工程をほぼ習得し、ビートテックスを使った実技試験もパスしました。
むろん、マスターと肩を並べる訳ではありませんが、ゆっくりとであれば、全行程を一人で製作可能です。
ここからは、品質を一定に保つ事と作業全体のスピードアップを主眼にいれたより実践的なトレーニングに移ります。

女子2名は特に厚物縫いの工程が遅れています。やはり力を使うパーツのアッセンブル作業は、男子の方に分が在ります。
現在、女子でも問題なく縫える部位はどこかを洗い出し、実際の生産過程では、厚物以外の工程を女子が、組み立て等の厚物縫いを男子が担当する分担方式で効率よく作る方法を模索しています。

[製品用主素材を使用した実技試験]
トレーニング用の安価な布は、ビートテックスと比べ厚みがまちまちで強度も違うので、本生産に備えた技術テストとして、新しい技術を覚える毎にビートテックスを使って実技試験をしています。

[厚物縫いの指導を受けるビマラ]
厚物縫い、とくに部材同士を組み立てる立体的な工程を足踏み状態で行うには、足でペダルを蹴りながら指先の力を入れるという技術を要するため、女子は遅れがちです。
唯、針の目を大切にしたい表面部分の縫製や、パッドの縫い付けなどは、女性らしい気の細やかさを発揮していますので、今後、パーツ毎に仕事を分割するよう生産工程を組み立てるつもりです。

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