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工房の所在場所です

中央のクリーム色の建物で、4~5階の2フロアを借りています。
2間ある4階のうち、1つを縫製室、もう一方をカッティングルームとしています。

縫製室の様子

現在のトレーニングタームは、足踏みミシンが5台、工業ミシン1台、ジグザク縫いミシンが1台という最小構成で行っています。
今後、生産状況と職人補の上達具合、増員の必要性を見ながら適時機材を入れて行きたいと思っています。
職人補、特に女性は長く垂れるサリーやクルタ等の民族衣装を普段着にしていますが、モーターに巻き込まれると危険なので洋服で作業させています。

カッティングルームの様子

大型のカッティングテーブルとスチールラックを置いています。
今後、同じビルの2階にある納戸スペースも同じ家賃内使える予定ですので、日光の入りにくいそちらを倉庫にして、こちらはカッティングと機材保管専用として使う予定です。

オフィススペースの様子

暫く使われていなかった部屋で、内装や水道が大きく痛んでいるため、現在改装中です。
村に居た大家のお姉さんが体を悪くしてから亡くなるまで使っていたそうで、狭いながらも水道とトイレが別に併設されています。
1間+屋上スペースにレンガと漆喰、トタンで作った東屋スペースがあります。

今後、机とテーブル、カッティングルームに保管してある鍵付きの保管庫を入れ、ここでマネージメント業務を行います。

職人補紹介
職人補1 Shova Magar / ソバ・マーガル 17歳

ラリットプール郡のブンガマティ近くの非差別集落出身。
小作人農家に生まれるが、一家を成り立たせるほどの現金収入を得られず、小さなころから、家業の農作業のみならす、レンガ工場等の厳しい季節労働で家計を助けてきた。
家が主要村落からは離れているため、乗り継ぎが悪いと工房まで2時間以上かけてやって来るが、とても真面目で針目等、細かい部分に気が回る。

職人補2 Beemala Bishow-Karma / ビマラ・ビソカルマ 17歳

南ネパール・タライ地方、鍛冶屋カーストに生まれる。
8歳のころ、苦しい生計を立て直すため一家でブンガマティー村に移住。
両親はブンガマティー村のバスパーク近くに茶屋を開き、貧しいながらも安定した生活を送るも、先の地震により全壊し、現在はブルーシートとトタンで作った避難小屋で生活する。
現在、早朝にSLC(全国統一学業試験)取得のための学校に通い、その後トレーニングを行う。

職人補3 Robbin Shakya / ロビン・シャキャ 18歳

カトマンズ盆地パタン市出身。
ビマラ、ソバの出身村で、彼女達をこのプロジェクトへ推薦してくれた村落の有力者から、工房から2時間近くの時間をかけて通う彼女達の管理役として推薦を受けた青年。
朝も始業時間前から来て就業時間を過ぎてもミシンに向かう事も多く、とても仕事熱心。
現在職人補の中で一番上達が早く、村出身から来る女性達の面倒も率先して見ている。

Chandramani Rai チャンドラマニ・ライ 27歳

中東部山岳地帯、ソル地方の山岳民族出身。
ヒマラヤの近く、厳しく貧しい地域に生まれ、畑仕事や山仕事をしながら育つ。
中等教育を終えるとカトマンズで出稼ぎ仕事をし、家計を助け、村に残る妹たちを学校に送るために仕送りを続けて来た。
今回、技術マネージャーで、彼の雇用者であるバーデン・ライからの推薦で、手に職を付け、独立して生きて行きたいとの希望を持っているということで今プロジェクトに参加している。
寡黙ながら非常に穏やかで真面目。一番最後からトレーニングに参加したのにも関わらず、上達も非常に早く、マスターも驚くほど。
また、ネパール人の間でも大変な正直者として通っており、他のスタッフからの人望も非常に厚い。

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